ホームページでのフラッシュ(FLASH)は、カメラでもなく、週刊誌でもなく、FLASH動画のことです(笑)。
FLASH動画があるとホームページがかっこいい雰囲気が出るということで結構多用されました。2000年代前半なんかは、フルフラッシュといって、ホームページ全体がフラッシュで作成されているものなど結構ありました。なお、FLASH動画は、AdobeのFLASHというソフトで作成します。
しかし、2000年代後半になり、検索エンジン対策が重視されるようになりますと、FLASH動画は検索エンジン対策に大きくマイナスになりますので、FLASHが下火になってきました。
私も、この理由から、検索エンジン対策をお客様がお考えの場合は、FLASHはあまりおすすめしていませんでした。
現在、フラッシュはどうするべきか
スマートフォンが普及してきました現在、フラッシュに対応していない端末が多いですので、FLASHは使用しないほうがベターと考えています。
iPhone/iPad/iPod touchはFLASH対応しておりませんため、iPhone/iPad/iPod touchでは見れないという問題もございます。
また、Android(簡単に申し上げますと、iPhone以外のスマートフォン、タブレット。GoogleのOSを搭載しています。)に標準搭載のGoogle Chrome(グーグルクローム)では、フラッシュが見れません。
FLASHが見れない端末でFLASHを表示すると、その部分が白い空白になってしまいます。
ですので今ホームページを作るならFLASHなしで作ったほうがベターと思います。
FLASHの代替の方法
大企業ホームページなども、上記の理由で現在ではFLASHを使用しているところは本当に少なくなってきました。ほとんどなくなってきたという感じです。
FLASHの代わりに、今は何を使用しているかというと、画像スライドです。
jQueryという技術を使用したもので、下記のようなものになります。
画面上部の横に長い画像がスライドして表示されます。
有名な例では、
のトップページのメインの大きな画像が画像スライドになっています。
この画像スライドの設置は、別途お見積りになりますが、動きが出せるのはメリットと思います。
検索エンジン対策の面では、多少マイナスになりますので、検索エンジン対策を優先するなら、静止画像のほうがベターになります。
しかし、HPのイメージアップのためにどうしても使いたい場合はアリだと思います。
私的にも、これは本当に使える技術だと思います。それほど検索エンジン対策的にマイナスにならずに使えるのがとてもいいと思います。