ホームページを更新する際には、ホームページ編集ソフトを使用すると便利です。
更新の流れとしては、ホームページ編集ソフトでページを編集して保存、そのあとサーバーに接続し、サーバー上にアップロードをして完了です。
ホームページ編集ソフトがあれば、この一連の更新作業を行えます。
代表的なホームページ編集ソフトには、AdobeのDreamweaver(ドリームウィーバー)、ジャストシステムで販売している(以前はIBMで販売)ホームページビルダーがあります。この2つのソフトは利用者数がとても多く、デファクトスタンダード(事実上の標準)と言ってもよいと思います。
ホームページ編集ソフト
Dreamweaver(ドリームウィーバー)
Adobeで販売しています。旧Macromedia(マクロメディア)という会社が開発したものですが、Adobeが買収したことにより、今はAdobeで販売しています。
ホームページ制作会社などはこのソフトが標準とされていますので、どの会社でも基本的にこのソフトを使用しています。もちろん私も使用しています。
機能的には、ホームページを作成するための機能が使いやすいという感じです。既にあるホームページを更新、修正するなら、次に説明しますホームページビルダーとほぼ機能が一緒ですので、ホームページビルダーのほうが価格も安価ですので、おすすめです。
Dreamweaverは、プロ志向、またはホームページ制作会社向けかなという感じがします。
まあ、本当のプロの中には、HTMLを手打ちで作ることが多いですので、テキストエディタ(Windowsのメモ帳のようなもの)で作る人もいます。基本的に手打ちで作り、ツールとして便利な機能があるので、ホームページ編集ソフトの機能を補助的に使用する感じです。
Windows/Macそれぞれ対応しています。
ホームページビルダー
ホームページビルダーの歴史はとても長く、個人がHTMLでホームページを作り始めた頃からありました。私も最初はこのソフトを購入し、かなり長い期間使用していました。
機能的にはDreamweaverとほぼ同じではないかというくらい機能が豊富ですので、ホームページの更新などはこのソフトがあれば十分になります。価格もドリームウィーバーなどと比べると比較的安価で、12,000円台で購入出来ます。安い店だと、10,000円台で買えます。
なお、ホームページビルダーにはバージョンがありますが(15とか、16などです)、新しくなっても基本的な機能はほとんど変わっていませんので、OSさえ合えば、ヤフオクなどで旧バージョンのホームページビルダーを落札すると安価に導入可能です。
Windowsのみ対応でMacは対応していません。
これらの2つのソフトは利用者がとても多いため、何か分からないことがあった時に調べると、解決方法も見つけやすくおすすめです。
その他のホームページ編集ソフト
評判が割とよいものをいくつか書いてみようと思います。
Microsoft Expression Web 4
Microsoftのホームページ編集ソフトです。以前は有料ソフトだったものが、現在は無料にて配布されています。これは本格的な編集ソフトで、操作感はDreamweaverに近い感じがします。
以前パソコンが調子が悪い時に使ってみましたけど、割と使いやすかったです。
インストールですが、上記リンクをクリックすると、英語版ページに行きます。英語のDownloadボタンを押すと、英語版がダウンロードされてしまいますので、まず、Detailsのところをクリックすると、各言語のバージョンが表示されますのでJapaneseをクリックしてダウンロードします。
これが完璧なソフトかというと、そうでもないかなという気もします。私が使用した際は、ある機能がエラーになってしまい、使えないというのがありました。このソフトは利用者が少ないので、バグがあるのかなという気がします。また、使用方法なども説明しているサイトが少ないと思いますので、自己責任ならOKですが、長い目で見ると、ホームページビルダーのほうがよいかなと思います。
メリットとしては、HTMLソースなどが自動で修正されることがないため、他のソフトで使用していたファイルもこのソフトで編集可能なのはとてもよいと思います。
Windows対応
KompoZer(コンポーザー)
フリー(無料)のホームページ編集ソフトになります。ホームページ編集からサーバーへのアップロードまでこのソフトだけで行えます。無料というのがメリットですね。
また、Macにも対応しています。Macを使用されていて、Dreamweaverを購入するには値段が高すぎるので難しいという方にはこのソフトはよいと思います。
ちなみに、このソフトは私は使ったことはないので、使用感などは、すみませんがよく分かりません。
Windows/Mac対応
ホームページ編集ソフトを使用しない方法
先ほど、更新は「ホームページ編集ソフトでページを編集して保存、そのあとサーバーに接続し、サーバー上にアップロードをして完了」と書きましたが、ホームページ編集ソフトを使用しなくても可能は可能です。
ページを編集して保存:
テキストエディタ(Windowsのメモ帳のようなもの)で行う
サーバーに接続し、サーバー上にアップロード:
FTPソフト(サーバーに接続し、アップロードするためのソフト)で行う
ことにより可能です。
テキストエディタ
TeraPad(テラパッド)
とてもシンプルで使いやすいテキストエディタです。私もちょっとした修正などにはよく使用しています。
Windowsのみ対応
Jedit(ジェディット)
Mac対応のテキストエディタにはJeditがあります。
Macのみ対応
テキストエディタはどれを使用してもよいと思います。ほぼ同じような感じのためです。
FTPソフト
FFFTP
とても歴史の長いFTPソフトです。画面も分かりやすく使いやすいですね。見た目がホームページビルダーのFTPソフトにそっくりですので、分かりやすいです。
Windowsのみ対応
Cyberduck(サイバーダック)
Mac対応のFTPソフトは少ないのですが、Cyberduck(サイバーダック)がよく使われます。このソフトは、サーバー側とパソコン側を両方同時に表示出来ないのが少し残念ですが、使いやすいソフトです。
Macのみ対応
ホームページ編集、更新って難しいの?
最初はソフトの使い方など多少覚えないとなりませんので、難しく感じられるかもしれませんが、更新自体はとても簡単です。
基本的に更新は、文章の追加、変更になると思います。変更したい文章を消して新しい文章に差し替えたり、新しい文章を追加したりするだけです。
タグはbrのタグが改行というのだけ覚えておけばOKです。基本的に覚えるべきタグは数ヶしかありません。
弊社では、お客様にて更新しやすい構造を心がけて作成しております。