今、SNSやAI業界で最も話題となっているのが「画像生成AI」ではないでしょうか。機械学習として「AI」が誕生したのは一昔前ですが、近年ではテキストから画像を生成するAIというのが目覚ましい発展を見せています。自分でテキストを打ち込んで指令するだけで画像を生成できるということで多くの注目を集めています。
今回は、無料で簡単に使えるおすすめサービスを、手順を踏まえながら紹介していきたいと思います。
AI 画像生成とは?
AI 画像生成とは、ユーザーがAIに対してテキストや画像などのデータを入力することで、AIが自動で画像を生成してくれるというものです。このAI画像生成のすごいところは、事細かい指示に対して、的確に画像を生成します。サービスによってはクオリティや絵のタッチなどは変わりますが、基本的には、どのサービスも入力の通りに画像を生成してくれます。
プロンプトとは?
AI 画像生成のサービスを利用する際に必要となるのが「プロンプト」と呼ばれるものです。「プロンプト」とは、AI画像生成にテキストを入力する際に必要な文章のことで、呪文(プロンプト)と呼ばれています。
実際にAI画像生成を行う際に、プロンプトをどのように作成すれば良いのか分からないといった場合に便利なのが「コミュニケーション型チャットAI」で、AIが文章生成を行ってくれるサービスです。代表的なもので、「ChatGPT」や「Chachy」などがあります。
この「チャットAI」の活用をおすすめする理由としては、AI 画像生成にテキストで指示する場合、現在は日本語対応のものがないので、英語での入力が必須となっていること、細かな指示を的確にするためには、AIが判別できるような文章で入力を行う必要があることなどがあります。
無料で使えるおすすめサービス7選をご紹介!
Stable Diffusion
日本においてもAI 画像生成のサービスとして知名度の高い「Stable Diffusion」は、無料で使用できるのはもちろん、
- 短文でも画像を生成できる
- コンテンツがオープンソース
- 生成されたコンテンツには制限がない
といった特徴があります。
「Stable Diffusion」を使用する際には、
- Web上で構築された環境
- ローカル環境
の2通りの使用方法があります。ローカル環境での使用も可能ですが、実験的に使用したい場合や、難しいと感じた場合には、「Webアプリケーション上の環境」でのAI 画像生成がおすすめです。
Midjourney
Stable Diffusionと比べても遜色のないほど高クオリティの画像を生成できる「Midjourney」は、無料版の使用では、最大25枚までとなっていますが、使用できる機能の制限は特にないので、お試し感覚で使用することができます。
- 世界観が独特
- プロンプトを入力するだけで簡単に作成できる。
- 簡単に操作性をカスタマイズできる。
などの特長があります。
DALL•E2
AI 画像生成の元祖としても知られている「DALL•E2」は、2021年1月に発表された「DALL•E」の後継で、2022年4月に現在の「DALL•E2」が発表されました。かなり高度な技術が用いられていて、なおかつユーザー側では簡単に使用できることが有名となったきっかけになっているのではないでしょうか。「DALL•E2」の特長としては、
- 文字入力だけで簡単に画像生成ができる。
- プロンプト内から上手く内容を拾って生成してくれる。
- 画像の編集も優秀。
などがあげられます。進化し続ける「DALL•E2」を、是非使ってみてくださいね。
スマホでもできる!おすすめサービス
AI 画像生成と言えば、PC環境での使用が必須と思われがちですが、実際にはスマホでの使用も可能です。スマホで利用できるツールは、
- AIピカソ
- お絵描きばりぐっどくん
- Meitu
- Meme plex
などがあります。スマホで手軽に画像生成ができるのは、かなり魅力的ですよね。気軽にチャレンジできるので、お試し感覚でAI 画像生成をしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか。仕組みとツールを理解することで、誰でも簡単に高いクオリティで画像を作ることができるAI 画像生成。商用で使う場合や著作権など、注意する点もあるため、上手く活用すると、とても便利なツールとなりそうです。気になった方はチャレンジしてみてくださいね。