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SNSでの誹謗中傷に声をあげたプロ野球選手はいる?NPBとしての対応は?

SNSでの誹謗中傷に声をあげたプロ野球選手はいる?NPBとしての対応は?

コロナ過が落ち着きつつあり、2023年より球場での声出しが可能になった日本プロ野球(NPB)。多くのプロ野球好きが再び足を運ぶようになったものの、試合でのヤジやSNSでの誹謗中傷が目立つようになりました。特にSNSでの誹謗中傷に対してDeNAのエスコバー投手や、青柳利香さんの息子、青柳晃洋投手が法的措置を示唆したことが報道され話題になりました。「誹謗中傷に声をあげたプロ野球選手が知りたい」「NPBは何か対応したの?」といった方に向けて、この記事では

  • SNSでの誹謗中傷に声をあげた選手とは
  • 誹謗中傷に対してNPBの対応は

について解説していきます。この記事を読むことで、SNSでの誹謗中傷に対して声をあげたプロ野球選手やNPBの対応についてわかります。是非、最後まで読んでみてください。

SNSでの誹謗中傷に声をあげた選手とは

2023年、SNSでの誹謗中傷に対して声を上げた選手を4人紹介します。

  • エスコバー(DeNA)
  • 青柳晃洋(阪神)
  • 伊藤大海(日本ハム)
  • 大竹耕太郎(阪神)

それぞれ報道された内容について紹介します。

エスコバー(DeNA)

2023年4月4日、横浜DeNAのエドウィン・エスコバー投手が自身のTwitterで誹謗中傷被害を受けたことを明らかにしました。Twitterでは実際に送られてきたダイレクトメッセージを公開しており、差別用語も含まれた内容でした。その誹謗中傷に対して球団側も注意喚起し、チームメイトの山崎康晃が「エスキーはたくさんの場面でチームを助けてくれた。ファンもチームもあなたが必要。気にすんな」と英語と日本語でコメントした。

青柳晃洋(阪神)

2023年4月21日、阪神の青柳晃洋選手が、敵地で行った中日戦後に自身のインスタグラムで複数の誹謗中傷コメントを受けていることを報告。違法な投稿に対して法的措置を取る可能性を示唆しました。インスタグラムでDM内容を公開し、「メッセージを送るのは自由ですけど訴えられてからグダグダ言わないで下さいね。アカウント消しても意味ないので。ファンだからと言ってなんでも言っていいわけではない」とコメントしている。

伊藤大海(日本ハム)

2023年9月11日、日本ハムの伊藤大海投手がインスタグラムにて自身が受けた誹謗中傷のDMメッセージを公開した。伊藤は「情けない投球をしたことは重々承知ですが」と前置きした上で、「言っていいことと悪いことがある。意見と感想。それと誹謗(ひぼう)中傷は別物。絶対に許しません」と発信した。この誹謗中傷について、新庄監督も怒り「言いたいことがあるなら監督の僕に言ってこい」と投稿。選手会長の松本剛もヒーローインタビューにて誹謗中傷について言及し話題になりました。

大竹耕太郎(阪神)

2023年10月5日、阪神の大竹耕太郎投手が自身のインスタグラムにて誹謗中傷が寄せられていることを明かした。同一のアカウントで罵倒するようなコメントを画像でアップし、「わざわざアカウントまで作って、こんなコメントをしてくる、あなたよりは私の方が真っ当に生きていると思います」と真っ向から反論した。

誹謗中傷に対してNPBの対応は

2023年3月にNPBが誹謗中傷、侮辱に対して注意喚起し「法的措置など断固とした対応する」と明かしています。しかし、2023年シーズン中に起きた誹謗中傷については特にコメントが無く、今シーズン同様に、来シーズンが始まる頃に再度注意喚起が行われると予想します。

選手会が対応

2023年9月14日、プロ野球選手会が「選手や家族への誹謗愁傷に対し、複数の弁護士によるチームを立ち上げた」と報告しました。また、現時点での被害にあっている選手への対応として「開示手続きによる投稿者の特定、損害賠償請求、刑事告訴などを行っていく」と続けて報告しました。

まとめ

今回はプロ野球選手が受けた誹謗中傷について解説しました。野球選手や芸能人も私たちと同じ人間です。気軽にコメントできるSNSですが、投稿する前に相手を傷つける内容じゃないか確認してから投稿するようにしましょう。